ロビンソン
1995年、スピッツの名を世に知らしめたバンド最高のヒット曲。ボーカルの草野まさむねさんによる作詞、作曲です。
美しい曲ですよね。「ルララ、宇宙の風にのる」。神秘的でもあります。
「ロビンソン」というタイトルもいい。
人によって思い浮かべるイメージも変わってくるかもしれません。
サライは「ロビンソン」と言えばやっぱり「クルーソー」。
「無人島」ならぬ、さらにスケールを広げ「宇宙」をまたにかけた「若い恋人たち」の愛の大冒険、、、
というのはあくまで、受け取り手の勝手な想像で。実際はこちらの理想とはかなりかけ離れていたようです。
Wikipediaによると、当初草野さんは「地味すぎる(逆にポップすぎる)」と、この曲をシングル化することに難色を示していたそうです。そして、予想以上のロングヒットに今なお、「なぜ(ロビンソンが)あんなにまでヒットしたのかわからない」とも言っています。
こちらからすると、「ヒットするべくしてヒットした芸術作品」とても分かりやすい名曲だと思うのですが。歌詞もメロディーラインもコード進行も絶妙ですよ。「名人芸」というより、「(神宿る)若気の至る奇跡」です。
まあ、草野さんは「シンガー」としても、「ソングライター」としても「刺激少ない・アルカリ性的・地球にやさしい」三拍子そろった天使的逸材なので、私たち常人には想像もできない世界をお持ちなのかもしれませんね。
ちなみにタイトルの「ロビンソン」、リスナーサライが勝手に思い浮かべた「宇宙」やら「冒険」やらは全く関係なかったようです。草野さんがタイを訪れた際、印象に残った「ロビンソン百貨店」から命名したとのこと。
「事実」は「小説」より、やっぱり「現実的」ということでしょうか。
4声コーラス
ソプラノ
アルト
テナー
バス
ピアノ伴奏
PDF楽譜
オリジナル動画
伴奏参考
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